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風俗営業の統計データ【2026年版】

警察庁「風俗営業等の現状と風俗関係事犯等の取締り状況について」等の公的一次資料のみから、風俗営業・性風俗関連特殊営業の許可・届出数の推移をまとめました。すべての数値に出典を付しています。 記事・論文・ブログでの引用を歓迎します(出典として本ページまたは各一次資料へのリンクをお願いします)。

最終更新:2026年7月16日|編集:風俗M&A.com編集部

1,180店

ソープランドの全国届出数

2025年末・警察庁

21,353店

デリヘルの全国届出数(9年連続増加)

2025年末・警察庁

76,790件

風俗営業(許可)の総数

2025年末・警察庁

4,425店

ラブホテル・モーテル(風営法4号届出)

2025年末・警察庁

▲17.7%

店舗型性風俗の9年間の減少率

2017→2025年・警察庁

約1,100店

ホストクラブとみられる営業所(東京33%)

2025年末・警察庁

風俗営業(許可営業所数)の推移

年末総数接待飲食等遊技場営業うち ぱちんこ等
201787,77363,95623,81719,436
201886,36063,75622,60418,411
201985,12163,46621,65517,633
202082,49261,85720,63516,704
202180,56560,83419,73115,849
202278,93460,23518,69914,805
202377,31159,49017,82113,906
202476,85959,54217,31713,310
202576,79059,69517,09512,911

風俗営業(キャバクラ等の接待飲食+パチンコ等の遊技場)は9年間で約1.1万件(▲12.5%)減少。減少の主因はぱちんこ店で、接待飲食等営業は2024年から2年連続の増加に転じています。

出典: 警察庁 令和7年版(2021-2025年) 警察庁 令和3年版(2017-2021年)

性風俗関連特殊営業(届出数)の推移

年末店舗型無店舗型映像送信型
201732,0847,86221,3982,612
201931,9567,57021,6192,575
202132,3497,21522,0212,935
202333,2706,84222,5353,741
202433,8906,65122,7614,333
202534,8616,47422,7925,449

店舗型(ソープランド・店舗型ヘルス等)は一貫して減少(9年間▲17.7%)する一方、無店舗型(デリヘル等)と映像送信型(ライブ配信等)は増加が続きます。映像送信型は9年間で約2.1倍です。

出典: 警察庁 令和7年版 図10

店舗型性風俗特殊営業の号別内訳(届出数)

年末店舗型 計1号(ソープランド等)2号(店舗型ヘルス等)4号(ラブホテル等)
20177,8621,2177805,537
20197,5701,2147555,306
20217,2151,1857075,042
20236,8421,2116544,724
20246,6511,2016464,563
20256,4741,1806404,425

ソープランド(1号)は全国1,180店(2025年末)でほぼ横ばい。新規の営業開始が事実上困難なため、届出数は既存店のストックとほぼ同義であり、これが営業権の希少価値の源泉です(解説:ソープランドの営業権はなぜ数億円?)。ラブホテル(4号届出分)は毎年130〜160店ペースで減少しています。

関連解説: ソープランドの営業権はなぜ数億円? ラブホテルM&Aの基礎知識

出典: 警察庁 令和7年版 図11

無店舗型性風俗特殊営業(デリヘル等)の届出数

年末無店舗型 計1号(デリヘル)2号(通信販売等)
201721,39820,1161,282
201921,61920,3191,300
202122,02120,6741,347
202322,53521,1421,393
202422,76121,3461,415
202522,79221,3531,439

デリヘル(無店舗型1号)は全国21,353店で9年連続の増加。ソープランドの約18倍の事業者数があり、風俗業界で最も取引(開業・売買)が活発な業態です。

関連解説: デリヘル開業の完全ガイド

出典: 警察庁 令和7年版 図12

深夜酒類提供飲食店営業(届出数)・特定遊興飲食店営業(許可数)

年末深夜酒類提供飲食店特定遊興飲食店うちナイトクラブ
2017270,793305234
2019264,938404313
2021261,149459339
2023257,930520382
2024256,728572418
2025258,163592433

深夜酒類提供飲食店(ガールズバー・バー等)は2025年に8年ぶりの増加(+0.6%)。特定遊興飲食店営業(ナイトクラブ等・2016年新設)は制度創設以来一貫して増えています(許可数上位は東京・大阪・福岡・愛知・北海道)。

出典: 警察庁 令和7年版 図8・図9

風営適正化法違反の検挙・行政処分の状況

検挙件数検挙人員行政処分 総数うち取消し・廃止命令等
20219369263,678106
20228749593,820102
20238821,0293,60165
20247371,0483,79261
20256628443,69370

風営法違反の検挙は減少傾向(2025年662件)。違反態様の上位は無許可営業170件・禁止区域等営業118件。行政処分は年3,600〜3,800件で推移し、最多は従業員名簿の備付義務違反(2025年890件)——M&Aのデューデリジェンスで必ず確認すべき項目です。

関連解説: 風営法違反になる行為一覧と罰則 買収前チェックリスト15項目

出典: 警察庁 令和7年版 図14・図17

旅館業の施設数(年度末・ラブホテルを含む宿泊業全体)

年度末旅館業 総数旅館・ホテル営業簡易宿所営業
2020年度89,15950,70337,847
2021年度89,71550,52338,593
2022年度90,70550,32139,811
2023年度93,47551,03841,909
2024年度98,33852,94644,901

旅館業全体は民泊型の簡易宿所を牽引役に増加中(2024年度末98,338施設)。なお「ラブホテル」を直接示す全国公的統計は風営法4号届出(2025年末4,425店)のみで、旅館業統計にラブホテル区分はありません。風営法届出対象外のレジャーホテルは含まれない点に注意が必要です。

出典: 厚生労働省 令和6年度衛生行政報告例

補足データ・トピック

  • ホストクラブ:ホストクラブとみられる1号営業は全国約1,100店舗(2025年末、東京約33%・大阪約19%)。関係する相談は2,369件(2025年)、悪質店への立入りは延べ1,083店舗・行政処分251件。(出典:警察庁 令和7年版 特集
  • 吉原のソープランド:144店(2025年・毎日新聞報道)。全国1,180店の約12%が一地区に集中しています。(出典:毎日新聞 2025年4月14日
  • 余暇市場:2024年の余暇関連市場は75兆2,030億円(前年比+5.6%)でコロナ禍前を超過。(出典:日本生産性本部「レジャー白書2025」

データ利用上の注意(正確な引用のために)

  • 警察庁統計は暦年末時点、厚労省・衛生行政報告例は年度末時点の数値です。
  • 都道府県別の許可・届出数は、国レベルの公表資料には存在しません(特定遊興の上位5都道府県、ホストクラブの東京・大阪比率のみ注記あり)。
  • 「性風俗産業の市場規模◯兆円」といった数字は出典を検証できないため、本ページでは扱いません。
  • 2016年6月の風営法改正で営業区分が再編されているため、それ以前の統計と接続する場合は注意してください。

この統計が意味すること(M&Aの視点)

店舗型性風俗・ラブホテルは「新規供給がなく、既存店だけが減っていく」市場です。営業を続ける店の希少価値は構造的に上がり続けるため、廃業(=届出の消滅)はもったいない選択になりがちです。廃業を検討する前に、売却との手残り比較売却価格シミュレーター(無料)をご活用ください。

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